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Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

無錫旅情4


   
「無錫旅情35」

「中国写真ライフ」では、
江蘇省「無錫」の写真を公開しています。

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今中国では関羽が商売の神様になり
広東省では各店で祀られている。

三国志の蜀の国では劉備、関羽、張飛と
諸葛孔明が世に知られている。

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魏・呉・蜀の三国で争われたが、それぞれの
国の武将がその各々の国では人気がある。

軍師諸葛孔明を擁する劉備の蜀と孫権の呉
曹操の魏の三国が勝ち残った物語である。

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「無錫旅情36」

「中国写真ライフ」では、
江蘇省「無錫」の写真を公開しています。

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三国志と聞いて知らない人はいないと思う。
だが三国志の中で戦った国が何処にあるかと
問うてみると、よくは知られていない。

三国志は中国の西晋時代に書かれた歴史書で
三国時代を扱う歴史書として唯一無二である。

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中国の二十四史の6番目に数えられている。
二十四史は中国の清の皇帝が定めた正史である。

正史とは国家によって編集された王朝の
歴史書のことであり三国志は65巻から成り
三国志の中では魏を正統な王朝としている。

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「無錫旅情37」

「中国写真ライフ」では、
江蘇省「無錫」の写真を公開しています。

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河北を平定した曹操軍は、208年7月に劉表を
攻めるため荊州へ南下を始めたが1ヵ月後
劉表が死亡し次男は9月曹操に降伏した。

孤立した劉備は長江を南下し1万人余りの軍勢を
率いる劉表の長男と合流し夏口へ到達した。
曹操は劉表が作りあげた荊州水軍を手に入れ
そのまま南下して兵を長江沿いに布陣させた。

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赤壁の戦いは後漢末期の208年のとき
長江(揚子江)の赤壁において起こり
曹操軍と孫権・劉備連合軍の間の戦いを言う。

曹操軍の兵士20万に対して劉備連合軍は
7万人という兵力で比較すると曹操軍が
兵力の上では圧倒的に多かった。
だが14万の兵を失う損害に遭い退散した。

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「無錫旅情38」

「中国写真ライフ」では、
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『三国志』が日本へ伝来した時期は
正確には分からないようである。

だが760年の天平年間の『藤氏家伝』には
淳仁天皇は舎人6人を大宰府に遣わして
吉備真備の下で「諸葛亮八陳」「孫子九地」と
いった陣法を修得させている。

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769年称徳天皇が大宰府の請に応じて『史記』や
『漢書』『後漢書』『三国志』『晋書』を下賜し
これらの史書が日本国内に普及している。

藤原佐世が撰述した平安初期の漢籍目録である
『日本国見在書目録』には当時の日本に
存在した後漢時代の史料として『東観漢紀』や
『後漢書』『三国志』『後漢紀』を挙げる。

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「無錫旅情39」

「中国写真ライフ」では、
江蘇省「無錫」の写真を公開しています。

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巨大な勢力の魏の曹操を討つのは不可能。
また三代に渡り発展してきた呉を奪うことも
また可能ではない。荊州と益州の蜀に力を注ぎ
国を三つに分け、その後曹操の野心を砕く。

これが諸葛孔明の天下三分の計だった。
207年当時、劉備に徐庶は孔明を訪ねろと託す。

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劉備は 隆中にいる諸葛孔明を訪ねたが
孔明は出掛けていて草廬にはいなかった。

その後、諸葛孔明より知らせを受けた劉備は
吹雪が吹き荒れる日、孔明を訪ねるが孔明は
草廬にいず弟の均がいるだけだった。
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「無錫旅情40」

「中国写真ライフ」では、
江蘇省「無錫」の写真を公開しています。

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2度目に諸葛孔明を訪ねて行ったが孔明は留守で
自分の思いを書い手紙を弟に預けて帰った。

孔明より知らせが入り三度孔明を訪ねるが
孔明は昼寝中で起きて来るのをひたすら待った。

張飛と関羽を連れて孔明の元を訪ねていたが
血の気の多い張飛は三度も訪ねて来ているのに
何と無礼な孔明と劉備に帰るように促した。

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だが劉備は起こそうとせずに只待っていた。
ようやく孔明が起きて来て劉備と対面した。

劉備は天下万民のために立ち上がって下さいと
頼んだ所、孔明は天下三分の計を劉備に話す。

劉備は孔明に私の力になってほしいと頼むが
諸葛亮は1回は断るが劉備の国を思う姿と
三顧の礼に協力することを決めた。
このとき孔明は二十七歳であった。

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「無錫旅情41」

「中国写真ライフ」では、
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三国志演義の物語は、劉備が母のために貴重な
お茶を求めて船を待っている所から始まる。

劉備はお茶を手に入れたが黄巾の乱に巻き込まれ
張飛が賊から劉備を助け運命の出会いを果たす。

黄巾の乱とは農民が頭に黄色の布を巻いて
反乱を起こした為に黄巾の乱と名前が付いた。

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劉備は義勇軍を結成し反乱軍と戦うが桃園で
身を隠していた時に劉備と張飛と関羽が
運命の出会いを果たし意気投合した三人は
国を統一するために義兄弟の契りを交わす。

その後、諸葛孔明の知恵が劉備を助けるが
関羽が半ば処刑された事を聞いた劉備は
激怒し盟を破って呉に攻め入るが大敗する。

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「無錫旅情42」

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曹操が220年に病死した後、曹丕は献帝より
禅譲を受けて皇帝となり、魏を建国した。

劉備は221年に皇帝に即位し蜀の国を建てた。
だが劉備は関羽と荊州を失った怒りは収まらず
反対する者を遠ざけて出兵に踏み切った。

呉の陸遜の策にはまり、大敗ののち劉備は
退却し白帝城で病死しが劉禅と諸葛亮が
丞相として蜀漢の内外政を引き受ける事になる。

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諸葛孔明は魏に対する北伐作戦を最終目標とし
南征を行い蜀漢に反逆した高定の反乱を鎮圧した。

2年後に諸葛孔明は出師の表を奉り北伐を決行した。
戦いは7年・5度に及び、孔明は魏の武将らと戦い
討ち取ったものの234年の最後の北伐の最中
陣中で諸葛孔明は病に倒れ没した。

三国統一は魏・呉・蜀でもなく西晋の司馬炎だった。

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「無錫旅情43」

「中国写真ライフ」では、
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江蘇省無錫市は上海より130キロの所にあり
上海から高速に乗って3時間程度で着く。

蘇州からならば車で40分ほどで着いてしまう。
無錫の南側に太湖という中国で4番目に大きい
淡水湖があり琵琶湖の約3倍ほどの面積である。

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無錫の映画村から太湖の元頭渚公園まで行った。
元頭渚公園は二度目の訪問だが、前回は真冬で
元頭渚は雪化粧の中で神秘的な様相だった。

元頭渚の元は楽天では使えない中国文字で意味は
スッポンという事で、島自体がスッポンの頭に
似ているところから「元に亀」と書く漢字を使う。

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「無錫旅情44」

「中国写真ライフ」では、
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最初に太湖の元頭渚公園に来たのは
女性スタッフから一泊で旅行がしたいと
打診があり、何処が良いかな~とつぶやくと
もう行き先もホテルも決めてありチケットも
取ったからねとニッコリ笑うだけだった。

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だが、ホテル名を見ると太湖の五つ星ホテルで
結構な宿泊料である。その時点で太湖へは
行った事がないので行く事にした。

女性スタッフは2人なので女性と私で2部屋
確保したが、今回は私一人の旅であった。

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「無錫旅情45」

「中国写真ライフ」では、
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無錫の名前の由来は、その昔運河が回りに
巡らされている水の都で、この地方では
錫石(赤銅)が大量に採れた。

だが、漢の時代に採り尽くされ錫が無くなり
この太湖のほとりを無錫と呼ぶようになった。

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太湖は無錫の桃原郷として知られていたが
1916年頃より庭園として整備され始めた。

今は無錫の中でも広大な敷地を有し
無錫一の景勝地となっている。

無錫を訪れたなら太湖を観光するように
太湖を観光するなら元頭渚公園を観光しよう。

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「無錫旅情46」

「中国写真ライフ」では、
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元頭渚公園の特色は湖の美しさにある。
さらには庭園の細かな造りや岸辺に並ぶ
太湖石という名の奇石のほか長春橋また
飛雲閣、光福寺などの見所がある。

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入園料は105元で開放時間は8時~17時まで
船で元頭渚まで行くのに40分ほど掛かかり
18時20分には閉園になってしまうので
のんびりと探索していると船も無くなってしまう。
春には花見大会があり中秋節には花火大会がある。

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「中国の旅」


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